谷川俊太郎 絵本★百貨店

先日、立川のPLAY MUSEUM へ、谷川俊太郎 絵本★百貨店を見に行ってきた。

受付でチケットを購入した際、トイレットペーパーを貰う。ペーパーに詩が書いてあるらしい。

 今回は谷川俊太郎さんの仕事のうち、絵本に特化した展示という事もあり、子供も大人も楽しめる仕掛けが所々にほどこされていた。けんけんぱをしながら言葉遊びを楽しんだり、じゃらじゃらと音が出る楽器で音を楽しんだり出来る。コップという作品は、実際のコップが頭を入れられるぐらいの大きさで展示され、頭を入れて遊んでる人びとの姿もあった。

私が印象に残ったのは、「まるのおうさま」が映像化されたもので、それぞれ、自分がまるのおうさまだ、と競うが、ラストがその争いをくつがえすような終わり方でよかった。

後、谷川俊太郎さんの絵本が棚にたくさん置いてあり、その前に椅子があり自由に読めるコーナーがあり、何冊か読んだ。最も印象に残ったのが、「ありがとう」で、シンプルな言葉と透明感のある絵の作品。ラストまで読んで、じわじわどーんと胸に響いた。素敵な本に出会えてよかった。(後から後から気になり本を購入)

谷川さんの作品はほぼ読んできたつもりでいたが、まだまだ知らない本があるのだなぁ、と感慨深かった。

人それぞれに大切な一冊に出合えるような展示だと思いました〜。